日本語プログラミング言語「あさやけ」リファレンス

4, 演算子

演算子

演算子とは、変数の演算(単数または複数)を 指定するための記号、または文字列です。 演算子はあらかじめ用意されていて、実装はユーザがすることもできます。 (文字列演算子、演算子オーバーロードについては仕様策定中。) 演算子はシンボルとして使用できないようになっているため、 シンボルと演算子を明確に区切ることができます。
演算子は極めて単純で分かりやすく、説明もほとんどいりません。 記号についてはなるべく既存の言語に合わせてあります。
四則演算子の例です:

整数 一次関数(整数 x){※一次関数はy=ax+b
	8*x-3で戻る。※y=8x-3
}

エントリーポイント{
	一次関数(2)を出力して改行。※とりあえず試しに出力
	
	※aを求める
	<*
		一次関数は二つの例があればaを求めることができる
		(c,d) (e,f) からaを求めるには
		a=(d-f)/(c-e)
	*>
	整数 例1は乱数(100で)、例2は乱数(200で)。※乱数でサンプルを作る
	整数 aは( 一次関数(例1)-一次関数(例2) )/( 例1-例2 )。
	「a=」+aを出力して改行。※必ず8が出る
}

あさやけは数学関数も備えていますが、基本的な演算は演算子を使ったほうが分かりやすくなります (インタプリタの実装ではほとんどの場合早くなります)。 括弧も演算子の一つであり、当然シンボルに使うことはできません。括弧の役割は、関数の呼び出しや 演算子の順位を変えること、などです。 記号の演算子の表です:

演算子の例
演算子読み方説明
+, 足す(たす)プラス、足す四則演算の一つ。加算を表す。符号としても使う。a+b a足すb
-, 引く(ひく)マイナス、引く四則演算の一つ。減算を表す。符号としても使う。a-b a引くb
*, ×, 掛ける(かける)掛ける四則演算の一つ。乗算を表す。a*b a掛けるb
/, ÷, 割る(わる)割る四則演算の一つ。除算を表す。a/b a割るb
%, ~割る(わる)~の余り(あまり)~割る~の余り四則演算の一つ。除算の余りを表す。a%b a割るbの余り
^, ~の~乗(じょう)~の~乗(じょう)累乗を表す。a^b aのb乗
=, は左辺に右辺の値を代入する。右辺値が返るので、つなげて書くこともできる。a=b=c aはb
==, が左辺値と右辺値が等しければ真、違えば偽を返す。a==b aが完全にb
===, が完全にが完全に左辺値と右辺値が等しくかつ同じ型であれば真、どちらか一方か両方違えば偽を返す。a===b aがb
!=, <>, が~でないが~でない左辺値と右辺値が違えば真、等しければ偽を返す。否定演算子「でない」とは異なる。a!=b aがbでない
!==, が完全に~でないが完全に~でない左辺値と右辺値が違うまたは違う型であれば真、値が同じで同じ型であれば偽を返す。a!==b aが完全にbでない
!, でないでない値が真なら偽、偽なら真を返す。比較演算子「が~でない」とは異なる。!a aでない
<, が~より小さい(ちいさい), が~未満(みまん)が~より小さい左辺値が右辺値より小さければ真、等しいか大きければ偽を返す。aがb未満
<=, が~以下(いか)が~以下左辺値が右辺値より小さいか等しければ真、大きければ偽を返す。aがb以下
>=, が~以上(いじょう)が~以上左辺値が右辺値より大きいか等しければ真、小さければ偽を返す。aがb以上
>, が~より大きい(おおきい)が~より大きい左辺値が右辺値より大きければ真、等しいか小さければ偽を返す。aがbより大きい
の, [~]の(メンバ)~左辺値の内部参照。右辺値の値で左辺値のメンバを取り出す。aのbのc a[b][c]

英語等の演算子を入れる予定は今のところありません。
この他にも、「と」「や」などは演算子になる予定ですので、仕様が確定するまで使用しないようにしてください。
整数の割り算は整数同士の割り算によって行います。(専用の演算子はありません。)